隠居ねこのティールーム

隠居ねこが仕事の合間にお茶を楽しむブログです♪

【茶葉レビュー】lipton YELLOW LABEL-リプトンイエローラベルティーバック-

こんにちは!隠居ねこです!

コンビニやスーパーマーケットで手軽に安価で手に入る

黄色いラベル紅茶のレビューシリーズです。

日本に広く普及している身近な紅茶から備忘録にしたためていきたいと思います。

隠居ねこの紅茶レビューではこちらの味を基準にしてレビューします。

 

lipton YELLOW LABEL-リプトンイエローラベルティーバック-20P】

リプトン イエローラベル ティーバッグ|紅茶の専門家リプトン(Lipton) | Lipton JP

 

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【香り】 ★★★☆☆

【渋み】 ★★★☆☆

【コク味】★★★☆☆

【水色】 ★★★☆☆

【価格】 500円以下で入手可能

 

今回は、リプトンイエローラベル ティーバックのレビューです。

過去、日経POSセレクションの紅茶部門で1位を取るなど…(詳しくは後述)

普及しているので、紅茶といえばこれを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

コンビニやスーパーなどで気軽安価でティーバッグを買うことができます。

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開封すると、チャック付きの袋に

ティーバックが入れられています。

 

ティーバッグの形

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リプトンのティーバッグといえばこの形!

2007年からピラミッド型(テトラ型)のペーパー製です。

空間が従来のティーバックより広く、茶葉がジャンピングする空間が確保されているのでよりおいしく紅茶を入れることができる とされています。

 

■茶葉の観察

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茶葉は、パッケージに「ケニアインドネシア・その他」と表記がありました。

ケニアインドネシア紅茶に+α他の茶葉を混ぜているブレンド紅茶のようです。

 

 

茶葉はCTCっぽい、D(ダスト)やF(ファニングス)くらいのかなり細かい茶葉です。

公式ページには「『リプトン社』のケニア自社農園でとれた茶葉を中心に使用。」

とあるので、茶葉はおそらくCTCで黒みを帯びた褐色が多い色になっています。

インドネシア産はオーソドックス製法だが一部CTC製法との事でそれらが混ざった粒度のようです。

 

本「紅茶大辞典」記載では茶葉のグレードはF 産地はケニアスリランカで紹介されています。

「一定の品質を保つため、世界に14人しかいない日本人マスターブレンダーがブレンドしている。」とのことなので購入時期やロットによって産地と配合が異なるのかもしれません。

また、日本の水・日本人の味覚に合わせてブレンドされているそうなので

特別お水を用意して飲むなども必要なく楽しめるのが手軽でよいですね。

 

■紅茶のいれかた

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*前提としてカップを温めておく

1)きれいなピラミッド型にティーバッグを整える。1カップに1バッグ

2)沸騰したてのお湯(100℃)を使用

3)蓋をして1分蒸らす

4)ティーバッグを3回揺らして取り出す

茶葉の細かさからも納得ですがなんと1分でいれられます。

ティーバッグのつけっぱなしはまずくなる原因なのですぐに取り出しましょう。

 

早く飲みたいとき、3分~5分待つ時間が長く感じることもありますので

さっと手軽に飲むのに重宝する短さです。

 

■水色

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水色は濃い赤色です。

お湯を入れてすぐジャンピングが始まり色が出ます。

 

■味/ストレート

*あくまで一般消費者のレビューです。

飲み始めは

渋みを強く感じそのあと紅茶のうまみが出てかすかに甘く感じます。

レモンっぽい酸味をかすかに感じつつ香ばしい感じもあり癖のない飲み口です。

二口、三口…と飲み進めていくにつれ最初に感じた苦みになれ

紅茶本来の癖のないうまみが味わえます。

特徴はよくも悪くも無いのでお菓子など食べ合わせの幅は広そうです。

 

■味/ミルクインファースト

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分量は、紅茶1 ミルク1 

ミルクは「明治 おいしい低脂肪乳」を使用。

常温のミルクを先にカップにいれ、後に紅茶を注ぐ

MIF(ミルクインファースト)で頂きます。科学的に美味だと言われている方法です。

 

ストレートで感じた「苦み」がきれいにミルクとなじんで昇華。

癖が無くおいしい飲み口になりました。

渋みがミルクと合わさって緩和され、良い意味でアクセントになり

ミルクの甘味が際立ちました。

ミルクの乳臭さが目立つこともなく癖が無いまろやかな飲み心地です。

 

■その他

「リプトンイエローラベル」で検索をすると予測変換に「まずい」

と出てきてしまうのですが

・抽出時間1分

・よく出るテトラ型のティーバッグ

こちらの相乗効果でよく出てしまうために

・1分以上入れっぱなしにしている

・しぼって濃い液(苦み)を出してしまう

で、メーカー想定より濃く苦く出てしまうために「まずい」と感じている方が多いのかも…と思いました。

 

 

抽出時間を守って飲むと

一般的に思い浮かべるスタンダードなおいしさの「紅茶」を飲むことができます。

 

 

【補足】

■日経POSセレクション 売上NO1(2021年)

こちらの紅茶のティーバッグ50パックは、2021年(2021年1月~2021年12月)の日経POSセレクション「紅茶」カテゴリーで売り上げNO1を受賞しています。

 

■日経POSセレクションとは?

「日経POS情報」という日本経済新聞社が全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアから販売実績データを収集した情報のことです。

日経POSセレクションはその情報を使用して日経が作る2000商品分類内で

売り上げ1位の商品や売上が伸びている商品を取りあげているようです。

 

 

■リプトンとは?

紅茶の専門家リプトン | 紅茶の専門家リプトン(Lipton) | Lipton JP

n番煎じですが、日常生活で紙パックやペットボトルの飲料、マクドナルドのお紅茶などよく見かける身近な紅茶メーカーだと思います。

黄色の円に赤い帯、白い文字で「Lipton」と書かれたロゴは有名です。

 

リプトンブランドは”たくさんの人に気軽に上質な紅茶を飲んでもらいたい”

という思いと主に19世紀末にトーマス・J・リプトンが創立しました。

 

「茶葉から直接ティーポットへ」というスローガンを守り

125年たった今でも自社管理の茶園で管理し

生産された茶葉が使用されているようです。